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生成AIとセキュリティ
~生成AIを使うときに何に気をつければいいか~

chatGPTを代表とした生成AIが広く世の中で使われるようになっています。生成AIにプロンプトと言われる文章を入力するとその文章に応じた回答に相当する画像や文章を出力してくれます。それらの出力の画像や文章が人に比べて遜色がないということで大きな話題になりました。初期の生成AIにはいくつか問題点がありましたが、それらの問題点を改善した生成AIが盛んに開発されています。これらの生成AIはとても便利な道具ですが、使うにあたってはいくつか注意すべき点があります。ここではセキュリティを含めて注意すべき点について検討したいと思います。

日時 2024年2月27日(火)13:30~
場所 オンライン形式(ZOOM使用)
講師

松原 仁 氏
東京大学次世代知能科学研究センター教授 情報処理学会副会長
1986年東京大学大学院情報工学専攻博士課程修了。工学博士。
同年通産省工業技術院電子技術総合研究所(現産業技術総合研究所)入所。
2000年公立はこだて未来大学教授。2020年東京大学教授。現在に至る。
元人工知能学会会長。著書に「鉄腕アトムは実現できるか」、「先を読む頭脳」、「AIに心は宿るのか」など。

セキュリティとリスクの本質
~ 組織で働く人間が引き起こす情報漏洩は、なぜリスクになるのか? ~

個人情報保護法が大きなきっかけとなって情報漏洩という組織のインシデントに人々の意識が向くようになり、様々なセキュリティ対策がなされるようになりました。一方、このような世の趨勢にもかかわらず、依然として組織からの情報漏洩は散見される情況です。

今回のセミナーでは、情報漏洩などの組織おけるインシデントについて、NPO日本ネットワークセキュリティ協会・組織で働く人間が引き起こす不正・事故対応ワーキンググループ(JNSA内部不正WG)がどのように考え、そしてどう対応しようとしてるのかについての活動を紹介します。そしてさらに、情報漏洩などのインシデントへの対応を本質的観点から行うためのセキュリティの基本的の考え方について解説し、情報漏洩などのインシデントの可能性であるリスクの本質的な特質について考えます。

今回のお話が、情報漏洩などのリスクへの対応(セキュリティ対策)を本質的な観点から実施する際のヒントになればと考えております。

日時 2023年12月8日(金)13:30~
場所 オンライン形式(ZOOM使用)
講師

甘利 康文氏
(セコム株式会社/筑波大学・レジリエンス研究教育推進コンソーシアム副会長)
JNSA調査研究部会・組織で働く人間が引き起こす不正・事故対応ワーキンググループリーダー、筑波大学・レジリエンス研究教育推進コンソーシアム副会長。( https://r2ec.jp/ )
セコムの研究所においてセキュリティ、リスクなどの概念の研究に従事するとともに、大学における講義、講演等を多数実施。