本格的な対策着手へ求められるフードディフェンスの考え方

2013年に発生した異物混入問題を契機に、食品メーカーでは工場のセキュリティ向上に向けたフードディフェンスへの関心が急速に高まっている。だが、2014年度は緊急的な予算措置が可能だった大手メーカー中心の動きに止まった面もあり、本格的な対策着手が進むのは2015年度からとなる企業も多い。その為、今年は企業の規模を問わず、食品工場のセキュリティ対策が進むことが予想される。同セミナーはこうした状況下で、フードディフェンスを考える際に求められる要求項目、ポイント、活用できる製品、システムなどについて議論する場とする。

講演① やるべき事が見えてくる!~犯罪予防理論とフードディフェンス
内容 日本の食品関連企業の皆様へ。犯罪抑止対策にはセオリーがあるのです。セオリーを理解するとやるべき事が見えてきます。
講 師

総合防犯士会
理事/事業部会副部会長
高尾 祐之氏

講師略歴 総合防犯設備士
ヒビキセキュリティ株式会社 代表取締役
公益社団法人日本防犯設備協会 特別委員/認定講師
NPO法人東京都セキュリティ促進協力会 理事 
URL http://sogobouhan.org
講演② 高画質化する監視カメラ市場とシステムの見極め
内容 近年、監視カメラ業界では高画質化がすすんでおり、その市場は年々伸びております。市場は、一言で高画質カメラとまとめることはできず、監視カメラはIPカメラ・HD-SDIカメラ・アナログHDカメラとソリューションも分かれてきております。 御客様が監視カメラを選定されるにあたり、監視カメラを導入し、どういったことに活用されたいかということは機器選定において非常に重要な内容となります。フードディフェンスにおいても、出入口の入退と連動できる監視、工場内のライン監視、既設監視カメラを流用した増設プラン等どこまでの監視を求められるかで提案プランも様々となります。 その中でお客様にも現状の監視カメラを理解いただき、より良いシステムを見極めて頂ければと考えております。
講 師

(株)店舗プランニング
セキュリティ事業部・部長
高橋 敏憲氏

講演③ 本格的な対策着手へ求められるフードディフェンスの考え方
内容 セキュリティレベルが高い共連れ侵入対策から、まずは入退室管理を始めたいという、手軽な対策方法まで、フードディフェンスに即した内容でご紹介いたします。
講 師

オプテックス(株)
国内営業本部 ソリューション営業部
マーケティング1課 係長
七里 藤喜男氏

講師略歴 1997年オプテックス(株)入社。産業機器営業部、エントランス事業本部営業部を経て、現職。 2007年に共連れ検出システム アキュランスを企画発売。 2015年4月には、ハンズフリー認証システム アキュランス-タグを企画発売。 
URL http://www.optex.co.jp/product/access.html
日 時 2015年6月11日(木) 13:00-14:45
会 場 セミナー会場2
定 員 80名(聴講無料/事前登録制)

・定員に達し次第、聴講登録受付を終了といたします。
・登録完了メールをプリントアウトし、セミナー会場前受付にてご提出ください。
・当日受付は、事前登録者入場後、空席がある場合に行います。